【先物・ドル円・原油分析(4/23)】キャピタルゲイン増税で先物売り加速!ドル安円高は進み、原油はもみ合い!来週のイベントに注目!

Posted: 2021/04/24 | By: Yusuke Kuroiwa

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マーケットレポート 4月23日(金)


・日経先物、ドル円 今後の日中取引は軟調・もみ合いか

前日のキャピタルゲイン増税報道による米国市場反落を引き継ぐ形で日経平均先物も寄り付きから売られました。その後はショートカバーが入り29,000円まで戻しましたが、上値は重く日中取引は28,970円で引けました。また、NT倍率は前場から上昇し15.15倍付近で落ち着いています。


日中取引の手口面(6月限)ではクレディスイスが873枚、モルガンスタンレーが552枚買い越しており、ソシエテジェネラルが749枚、UBS証券が586枚売り越していました。


23日の米国市場で買い戻しが入る流れを受け継ぎ夜間取引では日経平均先物も買いが入ると考えられますが、週明けには、また日中は軟調な日本市場に影響され上値が重たく29,000円前後のもみ合いとなるか!


ドル円は前日の米市場反落を受けてリスク回避的な動きと金利低下の影響からドル売りが加速し一時107.4円となりました。しかし日本時間の夜には米国23日の市場で相場が持ち直しており米国株式市場に資金が戻って来ていることから金利も上昇し、ドル買いが入り一時108.1円まで持ち直しています。


今後は国内の緊急事態宣言における景気後退への警戒感から日中の日経平均先物、ドル円はもみ合いの展開が続くと予想されます。ただし、日米の企業業績による株式市場、日銀、FOMC等の主要イベントによって売りと買いが短期的に入ることが予想されます。


・原油価格 米市場反発により上昇→61ドル後半でもみ合いか

昨晩の米国市場反落の流れを受けて61.0ドルまで原油価格も下落していましたが、日中は買い戻され23日の米国市場の反発のを受けて61.9ドルまで上昇しました。


米国市場の反発を受けてこのまま米国23日中は61ドル後半でもみ合いか。



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